ここで使用しますヘッダファイル(JissenPBL.h)およびEV3 BricxCCプログラムランチャー(run.rbf)は、九州工業大学 花沢明俊先生が作成されたファイルを使用しております。 ファイル使用に当たり、快く了承していた だき感謝いたします。 このヘッダファイルの著作権およびその他の権利は九州工業大学 花沢明俊先生にあります。
ここでは、EV3プログラムをMac環境で作成するための設定を行います。 環境設定以後は、ubuntu環境でのプログラム作成「2.EV3へのリモート接続」から同じ手順となります。
必要なファイルのダウンロードとインストール
最初にEV3(arm)のクロスコンパイル環境をダウンロードします。下記URLからダウンロードからインストーラをダウンロードします。
http://www.carlson-minot.com/available-arm-gnu-linux-g-lite-builds-for-mac-os-x
ダウンロードしたファイルからインストーラを起動して、クロスコンパイラ環境をインストールします。
次に、ターミナルを起動してPATHの設定を行います。
echo export PATH=/usr/local/carlson-minot/crosscompilers/bin/:$PATH >> ~/.bash_profile && . ~/.bash_profile
コンパイル環境の確認は
arm-none-linux-gnueabi-gcc -v
で確認ができます。
次に、BricxCC環境の構築でも使用したEV3ソースコード(lms2012)、lms_apiを作業ディレクトリに置きます。また、九州工業大学 花沢明俊先生が作成されたファイル(jissenPBL.h、EV3 BricxCCプログラムランチャー run.rbf )も同様に作業ディレクトリに置きます。
lms_apiやソースコードを置いたディレクトリパスを確認してメモをしておきます(jissenPBL.hの中のパスを書き換える時に使用します)。
ここから先は、「ubuntu環境でのNXCプログラミング」と同じ手順です。「2.EV3へのリモート接続」へ進んでください。